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2004.06.11

今日のお仕事(2004年6月10日)

午前 刑事事件の公判(国選)
大変に驚くことあり。

刑事訴訟法305条 1項は、「検察官、被告人又は弁護人の請求により、証拠書類の取調をするについては、裁判長は、その取調を請求した者にこれを朗読させなければならない。但し、裁判長は、自らこれを朗読し、又は陪席の裁判官若しくは裁判所書記にこれを朗読させることができる。」とされ、刑事裁判では、書証は公判廷で朗読されるべきことを規定し、刑事訴訟規則203条の2は、「裁判長は、訴訟関係人の意見を聴き、相当と認めるときは、請求により証拠書類又は証拠物中書面の意義が証拠となるものの取調をするについての朗読に代えて、その取調を請求した者、陪席の裁判官若しくは裁判所書記官にその要旨を告げさせ、又は自らこれを告げることができる。」とされており、刑事事件の場合、書証の取調べは、少なくとも、その要旨の告知によりされることとなっている。
ところが、この某裁判所の法廷では、要旨の告知もなく、検察官立証を終え、弁護人立証に入ろうとしてしまった。
情状証人を予定しており、証人尋問を始めようとされたので、「要旨の告知をされないのですか」と確認を求めたところ、要旨の告知をやっていただいたが、このまま進めた場合、控訴理由になったのではないか(刑事訴訟法379条 「前二条の場合を除いて、訴訟手続に法令の違反があつてその違反が判決に影響を及ぼすことが明らかであることを理由として控訴の申立をした場合には、控訴趣意書に、訴訟記録及び原裁判所において取り調べた証拠に現われている事実であつて明らかに判決に影響を及ぼすべき法令の違反があることを信ずるに足りるものを援用しなければならない。」)。

午後
賃貸借関連の打合せ

破産申立案件の打合せ


某社取締役会に出席

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