婚姻外男女関係
結婚していない男女の関係の解消に関する判例。うーん。
最判平成16年11月18日判時1881号83頁
婚姻外男女関係について、婚姻及びこれに準ずるものと同様の存続の保障を認める余地がなく、この関係の存続に関し、何らかの法的な義務を負うものと解することはできず、法的な権利ないし利益を有するものとはいえないとして、男性が、女性に対してこの関係を突然かつ一方的に解消し,他の女性と婚姻するに至ったことについて女性が不満を抱くことは理解し得ないではないが慰謝料請求権の発生を肯認し得る不法行為と評価することはできないとした例
« 建築の瑕疵と不法行為 | トップページ | 控訴審における離婚附帯請求 »
「009 親族・相続」カテゴリの記事
- 生物学的親子関係がない場合の親子関係不存在確認の適否(2014.07.23)
- 父子関係ないまま認知した場合の認知の効力(2014.03.23)
- 共有物について遺産共有持分と他の共有持分とが併存する場合における共有物分割と遺産分割の関係(2014.03.23)
- 非嫡出子相続分違憲判決(2013.09.05)
- 遺留分減殺請求と指定相続分(最決平成24年1月26日)(2012.12.31)
「16気になる判例平成16年」カテゴリの記事
- 営業譲渡・事業譲渡と譲渡人の債務の引受(2007.10.17)
- 遺産分割がなされるまでの相続不動産と相続債権の性質(2007.10.15)
- 債権譲受・回収と弁護士法及びサービサー法(2007.10.13)
- 共同相続人間の相続人の地位不存在確認(2007.10.13)
- 控訴審における離婚附帯請求(2007.10.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント